ラジオ体操第1のコツ|脚の曲げ伸ばし・胸を反らす・体をねじる
エアトレ編集部
この記事の要点
- 脚の曲げ伸ばしでは、腕の振りとかかとの上げ下げを合わせる。
- 胸を反らすときは顔の向き、体をねじるときは足元にも気を配る。
- まず一つの動きに注目。公式のお手本を見て、無理のない範囲で確かめる。

音楽が流れると、自然に体が動くラジオ体操。慣れた動きでも、足元や顔の向きまで意識してみると、いつもと違う気づきがあるかもしれません。
前回の「手軽に始めるラジオ体操」では、伸び・腕回し・横曲げ・深呼吸を紹介しました。今回は、ラジオ体操第1の中から別の3つの動きを取り上げます。
腕だけでなく、足元も確かめる
お手本を見るときは、手がどこを通るかに目が向きがちです。全国ラジオ体操連盟も、腕の動きに集中して下半身の動きが小さくなる例を挙げ、体全体を動かすよう案内しています。
次に体操するときは、腕に加えて足元にも注目してみましょう。かかとは動いているか、ねじるときに脚までつられていないか。確かめる場所を一つ決めておくと、お手本と自分の動きを比べやすくなります。
以下は動きの一部を解説したものです。全体の順番や手足の運びは、かんぽ生命の公式図解と併せて確認してください。
脚の曲げ伸ばしは、腕とかかとの動きを合わせる
第1の2番目は「腕を振って脚を曲げ伸ばす運動」です。腕の振りだけを追わず、かかとの上げ下げも見てみてください。公式解説では、腕の振りに足元の上下動を合わせる点が示されています。
動きを思い出すときは、いったんお手本の足元を見てから体操してみましょう。腕と脚を別々に覚えるより、どのタイミングで一緒に動くかを確かめるつもりで。深くしゃがもうとせず、無理なく曲げ伸ばしできる範囲で行います。
同じ名前の運動は、終盤の12番目にも出てきます。こちらは落ち着いた動きで呼吸を整える場面です。最初と最後で動き方がどう違うか、お手本を見比べてみてください。

胸を反らすときは、顔を上げすぎない
4番目の「胸を反らす運動」では、顔の向きも確かめます。大きく反ろうとして、あごをぐっと上げていないでしょうか。
公式解説のポイントは、呼吸を深くしながら、上を見すぎないこと。胸を開き、顔を上に向けすぎないようにしましょう。呼吸にも意識を向けてみてください。腕の高さや反る大きさは、痛みなく動かせる範囲で十分です。
動画を確認するときも、手の位置だけでなく、お手本の顔がどちらを向いているかを見ると参考になります。

体をねじるときは、脚までつられていないかを見る
7番目の「体をねじる運動」では、足を動かさず、上体を左右にねじります。上半身と一緒に脚まで動いていないか確かめましょう。公式解説でも、腕の振りにつられて脚が動く点に注意を促しています。
手を遠くへ振ろうとする前に、足元がどうなっているかを確認してみてください。勢いでねじる幅を広げる必要はありません。腰や膝に痛みが出るところまで、無理に体をねじらないようにします。
自分の足元を見続けると体操しにくいので、お手本を見て確認する時間と、実際に動く時間を分けるのも一つの方法です。

3つの図は、かんぽ生命の公式解説を参考に、動きの一部を描いたものです。繰り返す回数や号令を省いているため、通して行うときは公式のお手本で確かめてください。
次の体操では、一つだけ意識してみる
一度に直そうとすると、音楽についていくだけで忙しくなってしまいます。今日はかかと、次は顔の向きというように、気になる動きを一つ選んでみませんか。これは、日々の体操で試しやすくするための編集部の提案です。
始める前に周りのものを片づけ、滑りやすい場所は避けましょう。体調が悪い日は休み、持病や痛みがあって運動してよいか迷う場合は、医師などに相談してください。運動中に胸の痛み、めまい、動悸、関節や筋肉の強い痛みなどが出たら中止します。
無理なく動けたかどうかも、体操後に振り返ってみてください。動きを大きくすることを急がず、その日の体に合う範囲で続けましょう。
参考にした情報
- かんぽ生命「ラジオ体操第一・立位」。2・4・7・12番目の運動のポイントを参照
- 全国ラジオ体操連盟「ラジオ体操を行う上での注意点」
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「身体活動・運動を安全に行うためのポイント」
出典は2026年10月31日に確認しました。お手本を見る順番や、一つずつ意識する方法は編集部の提案です。